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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国防総省(DOD)
- 元記事公開日:
- 2022/12/16
- 抄訳記事公開日:
- 2023/02/09
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DoDが炭素汚染のない電力の供給を募集
- 本文:
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(2022年12月16日付、国防総省(Department of Defense:DoD)による標記発表の概要は以下のとおり)
本日、国防兵站局エネルギー部(Defense Logistics Agency Energy:DLA Energy、以下DLAエネルギー部)は、主要二地域におけるDoD施設と連邦政府機関向けの炭素汚染のない電力(carbon pollution-free electricity:CFE)調達について募集を発表した。これは、米国政府が電力を調達・管理する方法を変革し、2035年までに脱炭素汚染電力の調達を実現する上での重大な一歩である。
12月15日、ノースカロライナ州およびサウスカロライナ州について、開発業者にDLAエネルギー部へのCFEの提案を求める調達の告示(Notice of Opportunity)が出された。DLAエネルギー部は選ばれた開発業者と協働し、デューク・エナジー社(Duke Energy)[編集局注:電力・ガス会社を傘下に保有する米国最大級のエネルギー企業]のグリーンソース・アドバンテージ・プログラム(Green Source Advantage program)の一環として、両州でDoDの要件に沿った新たなクリーンエネルギー供給を導入することを意図している。
また本日、DLAエネルギー部は、テキサス電力信頼性評議会(Electric Reliability Council of Texas:ERCOT)が管轄する地域において、CFEを含む電力調達のための提案依頼書(Request for Proposals:RFP)を発出した。
これらの募集は、2030年までに年間CFE利用を100%とすることを掲げた「連邦の持続可能性を通じてクリーンエネルギーの産業と雇用を促進する大統領令(EO 14057)」への署名1周年を記念して行われたものである。
DoDは、連邦政府で最大のエネルギー消費者であり、世界最大の電力調達者の一つである。同省は、その規模を活用してCFEの展開を加速すると同時に、軍事施設への確実なエネルギー供給を確保し、コスト変動を緩和することを意図している。
募集に応じた業者の回答はCFEの量、価格設定、入手可能性、およびその他の要素を鑑みて評価・交渉に付され、採択の決定は2023年となる予定である。
[DW編集局]