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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2023/01/09
- 抄訳記事公開日:
- 2023/02/16
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NSFが新たなAI研究所を発表
- 本文:
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(2023年1月9日付、国立科学財団(National Science Foundation:NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)
NSFは、子供の言語病理学(speech language pathology)的なニーズに焦点を当てた新たなAI研究所の設立を発表した。COVID-19の大流行により、子供たちが利用できるサービスの格差が拡大し、言語療法サービスの必要性が高まっている。この特別教育AI研究所(AI Institute for Exceptional Education)は、サービスを必要とするすべての子供が利用できるよう、高度なAI技術を開発して言語病理学療法サービスの利用可能性を拡張し、こうした格差をなくすことを目指している 。
本研究所は、NSFと教育省(Department of Education)の教育科学研究所からのニューヨーク州立大学バッファロー校への2,000 万ドルの助成金により支援されている。
本研究所は、子供たちのための普遍的な言語的スクリーニングに取り組む。AIスクリーナー(AI screener)と呼ばれるこのフレームワークにより、教室でのやり取り中の子供たちのビデオや音声の流れを分析し、生徒の個々のニーズに合わせた、根拠に基づく介入の必要性を評価する。その上で、支援を必要とする子供たちに能力に基づいた言語療法サービス提供し、基礎的なAI技術を進歩させ、子供の言語発達についての理解を深めていく。
[DW編集局]