[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
高等教育・研究省
元記事公開日:
2023/03/15
抄訳記事公開日:
2023/03/22

コロナ禍でも科技関係の雇用大幅増 政府の情勢レポ

L'état de l'emploi scientifique en France - édition 2023

本文:

 高等教育・研究省は15日、「フランス科学技術の雇用情勢レポート」(L’état de l’emploi scientifique en France)の2023年版を発表した。それによると、20年のフランス国内での科学技術関係の雇用数は前年から3.3%増加し、コロナ禍に見舞われたにもかかわらず、10~19年の年平均(1.6%増)を大きく上回る伸びを記録したことがわかった。

 レポートによると、今回の伸びは、3.6%増となった民間企業がけん引していた。公的機関では2.9%増だった。公的機関のうち、例えば原子力・代替エネルギー庁(CEA)などが分類される「産業・商業的性格の公的機関」(EPIC)では、10年から年平均で0.4%増と微増傾向が続いている。一方、国立科学研究センター(CNRS)や国立情報科学・自動化研究所(INRIA)などが分類される「科学・技術的性格の公的機関」(EPST)では、10~16年は年平均1.1%減少する傾向だったのが、17年以降に計1.1%増加した。

 また21年秋時点でフランスの博士後期課程1年目に登録した学生数は約1万6,400人で、19年の水準は保っているものの、11年比では10.1%低いままだった。その一方で、21年秋時点で資金的な援助を受けている博士課程在籍学生の割合は、11年比で11%増、20年比で4%増の78%に達する、といった統計などもレポートに盛り込まれている。

[DW編集局]