[本文]
-
- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 科学技術部(MOST)
- 元記事公開日:
- 2023/01/09
- 抄訳記事公開日:
- 2023/04/13
-
中国・ASEANイノベーション起業コンテストが初開催
- 本文:
-
2023年1月9日、中国科学技術部とASEAN事務局が共催した「2022年中国・ASEANイノベーション企業コンテスト」の決勝戦が、中国・南寧市で開催された。張広部科学技術部副部長、サタワインディラ・シングASEAN副事務総長、中国の侯燕奇ASEAN大使が出席し、オンラインスピーチを行った。
張副部長は、「このコンテストは、中国とASEAN諸国間の科学技術イノベーション・起業の交流と協力をいっそう強化するため、中国科学技術部とASEAN事務局によって開催された。コンテストは、各国のイノベーション起業家が競い合う舞台であるだけでなく、交流と協力のプラットフォームでもある。中国とASEAN諸国の参加者が、これを契機として、交流を深め、互いに学び合い、質の高いイノベーション・起業の協力を共に促進するよう期待する」と述べた。
本コンテストは、「イノベーションと協力で共に未来を築く」をテーマとして、現代農業、デジタル経済、生物医学と健康、省エネと環境保護の四大重要分野に焦点を当てている。シンガポール、タイ、中国の3会場で、中国、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、シンガポール、タイ、ミャンマー、ベトナムなどの国から合計71チームが予選に参加し、20プロジェクトが決勝に進んだ。
決勝戦では、20チームが、団体グループと企業グループの2つに分かれてプロジェクトの特徴や優位性をアピールした。最終的に、団体グループと企業グループの1位、2位、3位が選ばれた。この他、各国青年起業者のイノベーション起業の熱意を後押しするため、10の団体グループと10の企業グループが選出され、それぞれ「協力の星」、「創意の星」の称号が授与された。
本コンテストは、中国とASEANが共催する初めてのイノベーションと起業に関するコンテストである。イノベーションと起業を中国とASEANの架け橋とし、科学技術・イノベーションと資源の融合させるメカニズムを確立し、中国とASEAN諸国の研究成果、金融資本、人材チーム、情報・データなどのイノベーション要素の双方向の流動性を促進し、交流と協力をより推進し、地域のイノベーションの活力を高め、より緊密な中国・ASEAN共同体の構築を加速させることを目的としている。
[DW編集局]