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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 科学・イノベーション・技術省(DSIT)
- 元記事公開日:
- 2023/05/15
- 抄訳記事公開日:
- 2023/06/20
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日・英が科学技術関係を強化
- 本文:
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(2023年5月15日付、科学・イノベーション・技術省(DSIT)の標記発表の概要は以下のとおり)
英国と日本は本日、イノベーションと革新的な新技術に焦点を当て、両国の長年にわたる科学技術協定を更新することで合意し、科学、技術、イノベーションに関する協力を新たな高みへと引き上げる事とした。
この新たな実施協定は、本日東京で、英国のジョージ・フリーマン科学担当大臣と経済産業省の中谷真一副大臣によって署名されたもので、科学とイノベーションに対して真にグローバルなアプローチをとるという英国の取り組みの最新の動きでもある。本協定により、最先端の新技術を市場に投入するための緊密な協力の機会がさらに広がる。これは、首相の5つの重要優先課題の1つである経済成長に不可欠な半導体やクリーン技術などの優先領域に重点を置くことになる可能性がある。
ここ数日間、仙台市で開催されたG7科学技術大臣会合は、科学とイノベーションにおける英国のリーダーシップ、そして世界の他の主要な自由社会のリーダーシップが、経済成長を促進するだけでなく、共通の原則を実施し、権威主義的な言説に異議を唱えるために、如何に活用できるかを実証する重要なプラットフォームを提供した。
日英科学技術協定の新たな取り決めでは、両国が共同研究開発プログラムのみならず、学術・産業交流計画においても協力することが約束された。両国政府は、新たなネットワーク構築や投資の機会を創出し、また、英国研究・イノベーション機構(UKRI)と、日本の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などの公的機関との緊密な連携を通じて、英国と日本の企業間の協力を促進する。英国と日本はまた、両国の科学ガバナンスと基準を一致させるよう緊密に協力する。
[DW編集局]