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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 科学技術部(MOST)
- 元記事公開日:
- 2023/05/31
- 抄訳記事公開日:
- 2023/07/07
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中国・科学と外交に関する国際フォーラムを開催
- 本文:
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(2023年5月31日付、中国科学技術部の標記発表の概要は以下のとおり)
「科学と外交に関する国際フォーラム」が5月29日、北京中関村国家自主イノベーションモデル区会議センターで開催された。フォーラムでは、「科学技術イノベーションにおける開放と協力を促進し、人類運命共同体の構築と新時代のグローバル化発展を支える」をテーマに、科学と外交の理論と実践、人類運命共同体の構築と新時代のグローバル化発展における科学技術の役割、ポストコロナとデジタル化時代の科学と外交をめぐって、掘り下げた議論と交流を展開した。
張広軍科学技術部副部長は、「現在の科学技術革命と産業変革の新たな段階は、深化して発展しており、人類は共通の発展課題の解決するため、これまで以上に国際協力と開放的共有を必要としている。中国は、以前から開放と協力を通じて科学技術発展とガバナンス能力を向上させることを堅持しており、今後は、より開放的、包摂的、互恵的、共有的な国際科学技術協力戦略を実施する」と述べた。さらに、国際科学技術イノベーション交流と協力を深化させることについて、4つの提案を行った。
1.協力とウインウインを堅持し、互恵と共有を推進する。
2.科学技術主導を堅持し、発展のチャンスを掌握する。
3.グローバルガバナンスを堅持し、パートナーシップを構築する。
4.全人類の利益のために、包摂性を堅持する。賈林茂北京市常務副市長は、「科学技術の発展はすでに外交と経済の重要な支えとなっており、国家の発展と対外交流において、より重要な役割を果たしている。北京は、体制・メカニズムの改革深化に注力し、国際的なイノベーション環境を積極的に構築する。国境を越えた双方向の協力、グローバルイノベーションネットワークの融合、科学技術交流メカニズムの構築、マルチレベルのハイレベル国際協力プラットホームの構築を積極的に推進する」と述べた。
フォーラムは、中国科学技術部と北京市政府が主催した。イスラエル、オーストリア、ドイツ、フランス、ノルウェー、スウェーデン、ハンガリー、イタリア、欧州連合などの在中国使節代表、国際優秀青年代表、および外交部、中国科学院などの関連部門、企業、大学、研究機関などの代表計150余名が参加した。
[DW編集局]