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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 科学・イノベーション・技術省(DSIT)
- 元記事公開日:
- 2023/07/18
- 抄訳記事公開日:
- 2023/08/31
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人工知能の世界的な影響を管理するための国際協力の呼び掛け
- 本文:
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(2023年7月18日付、科学・イノベーション・技術省(DSIT)の標記発表の概要は以下のとおり)
ジェームズ・クレバリー外相は、史上初の人工知能(AI)に関する国連安全保障理事会(UNSC)セッションの議長を務める。
ニューヨークの安全保障理事会議場で行われるこのハイレベル会合では、国際平和と安全保障に対するAIの潜在的な影響と、AIの安全かつ責任ある利用を促進する方法について議論がおこなわれる。アントニオ・グテーレス国連事務総長、大手AI企業アンスロピック(Anthropic)社の共同創業者ジャック・クラーク氏、Brain-inspired Cognitive Intelligence Labのディレクターで、China-UK Research Center for AI Ethics and Governanceの共同ディレクターであるZeng Yi教授らが発言する。
AI技術の急速な発展は、我々の社会、生活や働き方を根本的に変える可能性がある。AI技術とその使用を管理するルールを、社会に利益をもたらす形で責任を持って開発するには、グローバルな協力が不可欠である。
先月、首相はAIの安全性に関する初の世界主要国サミットを英国で主催すると発表した。このサミットでは、特に技術の最前線におけるAIのリスクを検討し、国際的に連携した施策を通じてリスクを軽減する方法について議論する。また、これらのリスクを軽減するための共通のアプローチの更なる発展に向け、各国が協力するためのプラットフォームも提供する。
英国は、いくつかの指標で世界第3位にランクされるAIの世界的リーダーであり、AIの未来についての議論を主催するのに適した立場にある。
[DW編集局]