[本文]
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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 科学技術部(MOST)
- 元記事公開日:
- 2023/07/05
- 抄訳記事公開日:
- 2023/08/28
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中国・「海洋と極地科学」特定テーマ分野に関する専門家チーム設立
- 本文:
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(2023年7月5日付、中国科学技術部の標記発表の概要は以下のとおり)
2023年6月26日、BRICSの「海洋と極地科学」特定テーマ分野中国諮問専門家チーム設立大会が北京で開催された。厦門大学の戴民漢院士(中国科学院または中国工程院会員)、中国極地研究センター、中国科学院深海研究所、国家深海基地管理センター、中国気象科学研究院、中国海洋大学、華東師範大学などから中国側諮問専門家チームメンバー20余名、そして21世紀センターの孫洪総工程師(チーフエンジニア)および海洋局の関係者らが出席した。
孫洪氏は、国際協力における21世紀センターへの専門家の長期的な支援に謝意を表した。同氏は、現在の国際情勢は、BRICS諸国の科学技術イノベーション協力に対して新たな要求を突きつけており、21世紀センターは、「海洋と極地科学」特定テーマ分野の中国側の先導機関として、また国連の「海洋の10年」実施パートナー管理機関として、戦略的研究、プラットフォーム構築、旗艦プロジェクト、会議支援などにおいて多くの仕事を行ってきたと指摘した。
会議では、海洋局の責任者が「海洋と極地科学」特定テーマ分野の中国諮問専門家チーム設立の通達を読み上げ、チームの貝況と関連業務について紹介を行った。李非栗厦門大学教授は、「海洋と極地科学」特定テーマ分野ロードマップ作成作業について詳細な報告を行った。会議に参加した専門家は、チームの業務の展開について積極的な議論を行った。また、チームの作業方式とメカニズム、IPCCとIOCの国際協力、BRICSプロジェクト資金援助チャネル、「海洋の10年」、既存の協力プロジェクト、協力科学者のデータベース確立、既存の優先協力分野拡大などについて議論した。専門家らは、21世紀センターの組織の下において、専門家の技術諮問の役割を十分に発揮して、海洋と極地分野の戦略的研究と国際協力にさらに貢献することで一致した。
[DW編集局]