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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 大統領府
- 元記事公開日:
- 2023/07/31
- 抄訳記事公開日:
- 2023/09/12
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バイデン政権が国家サイバー人材・教育戦略を発表
- 本文:
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(2023年7月31日付、大統領府の標記発表の概要は以下のとおり)
バイデン政権は「国家サイバー人材・教育戦略(NCWES:National Cyber Workforce and Education Strategy)」を発表した。NCWESは、「国家サイバーセキュリティ戦略(National Cybersecurity Strategy)」」の発表に続くもので、全米で数十万人のサイバー人材の欠員を埋めるという国家安全保障上の問題を解決する、緊急かつ長期的なサイバー人材ニーズへの対応を目的とした包括的戦略である。NCWESに示されているアプローチは、超党派インフラ法、半導体・科学法、インフレ抑制法などを通じて、中産階級の労働者家庭を豊かにするという政権の継続的な取組みを補完するものである。NCWESは、誰もがサイバー分野の職業に就けるようにすることに重点を置いている。これらの職業の多くは、認定資格またはコミュニティカレッジの学位があれば就けるもので、地域コミュニティや全米各地で求人が行われている。
NCWESでは、すべての利害関係者が、本戦略で定められた目標を実行しなければならないとしており、バイデン政権は、それらのパートナーとともに、以下のことを行う。
①柔軟なエコシステムを活用し、大規模な変化をもたらす-。
②生涯にわたるサイバー・スキルの学習を可能にする
③多様性と包摂性の向上を通じて、サイバー人材を育成、強化するNCWESは、次の4つの柱を中心に協力関係を構築し、強化することを目指している。
①全国民による基礎的なサイバー・スキルの習得
②サイバー教育の変革
③幅広い利害関係者との協力を通じた、スキルベースの採用・育成アプローチの採用
④連邦政府のサイバー人材強化 [DW編集局]