[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 原子力・代替エネルギー庁(CEA)
- 元記事公開日:
- 2014/10/06
- 抄訳記事公開日:
- 2014/11/06
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「SYNDIESE」プロジェクト: バイオマス前処理技術共通基盤の開設
PROJET SYNDIESE : Inauguration de la plateforme technologique de prétraitement de la biomasse
- 本文:
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原子力・代替エネルギー庁(CEA)の2014年10月6日標記報道発表の概要は以下のとおり。
「Syndièse」プログラムは、1時間当たり10トンの生産能力(工業化前段階の規模)を持つ第2世代バイオ燃料 BtL(Biomass to Liquid)生産の工業化前実証試験施設の建設を目的とする。課題は、一つの現場に一連の全工程を工業規模で統合すること、リグノセルロース系資源がヒトの食料と競合しない場合のこの業界の経済的将来性を検証することにある。
このプロジェクトの主宰者であるCEAは2009年12月に設計研究を開始し、主としてCNIM社が実施設計を担当した。2012年2月にはガス化部分の工程の提供者であるChoren社がすべての業務を停止したため、CEAはバイオマスから合成ガスへの変換工程を維持できなくなった。このような難局はあったが、CEAは工業化前実証試験施設設置の意志を固め、代替手段をいくつか調査し、その内の1つが2012年2月27日に採用された。
その後CEAはバイオマスから合成ガス(BtS)への革新的変換技術の内部開発に努め、1時間当たり1トン規模のパイロット・プラントでの検証が行われる。この段階の目的は工業化前段階(時間当たり10トン)に達する前で技術の試験・最適化をすることである。「Syndièse-BtS」と称するこのプロジェクトはエアリキッド・グループとの協力により実施される。
この規模の検証をした後、第2世代(BtL)バイオ燃料生産の実証試験「Syndièse」実施の決定がなされることになる。
[DW編集局+JSTパリ事務所]