（2023年9月9日付、大統領府の標記発表の概要は以下のとおり）

バイデン大統領は、クリーンエネルギーへの転換を政権の最優先課題のひとつに掲げている。インドで開催されているG20首脳会議においても、気候変動と闘うための世界的な取組みの一環として、革新的なパートナーシップの構築を推進した。

本日、G20首脳サミットにおいて、バイデン大統領は、インドのモディ首相およびアルゼンチン、ブラジル、イタリア、モーリシャス、アラブ首長国連邦の首脳とともに、グローバル・バイオ燃料アライアンス（Global Biofuels Alliance）を発足させた。これは、脱炭素化の目標達成に貢献する、よりクリーンで環境に優しい燃料を世界中に普及させるという共通のコミットメントを前進させるためのパートナーシップである。なお、バングラデシュとシンガポールの首脳も、オブザーバー国として参加している。

本アライアンスは、バイオ燃料の供給を確保し、バイオ燃料が適正な価格で、持続的に生産されることに重点を置いている。アライアンスの創設メンバーは、このような共通の価値観を持つ国々への働きかけを続け、この取組みにさらに多くの国々を加えることを目指している。

[DW編集局]