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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2023/09/18
- 抄訳記事公開日:
- 2023/10/19
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NSF、革新的材料の設計に7,250万ドルを投資
- 本文:
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(2023年9月18日付、国立科学財団(National Science Foundation:NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)
NSFは、7,250万ドルを投じて、主要な社会的課題に取り組むために必要な先端材料の設計、発見、開発を推進する。「Designing Materials to Revolutionize and Engineer our Future:DMREF)プログラム」を通じて、37の4年間のプロジェクトに資金提供を行う。
DMREFプログラムは、材料研究、エンジニアリング、数学、コンピュータサイエンス、化学、物理学など幅広い分野を結集し、単独では実現不可能な成果を達成する。材料の開発と実用化における技術移転を促進し、将来の人材を育成するための産業界とのパートナーシップも取り組みに含まれる。
2023年のDMREF支援対象には、フロリダ国際大学、タスキーギー大学、ニューメキシコ・ハイランズ大学の3つのマイノリティー教育機関を含む30州61大学の161人の研究者が選ばれた。
2012年以来、DMREFは、従来の2倍の速さと数分の一のコストで新素材の発見、開発、普及を目指す「マテリアル・ゲノム・イニシアチブ(Materials Genome Initiative)」の主要施策となっている。現在、DMREFプログラムには、NSFに加え、空軍研究所(Air Force Research Laboratory)や国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology:NIST)などの7つの連邦研究機関が参画し、材料研究開発の目覚ましい加速に繋がる文化的転換を推進している。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]