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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2023/09/28
- 抄訳記事公開日:
- 2023/11/06
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NSF、研究とイノベーションへの資金提供の新たな仕組みを検討
- 本文:
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(2023年9月28日付、国立科学財団(National Science Foundation:NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)
NSFおよび、進歩研究所(Institute for Progress:IFP)[編集局注:2022年1月に設立された科学・技術・産業の推進のための超党派シンクタンク]は、そのメタサイエンス・ワーキンググループ(Metascience Working Group:MSWG)[編集局注:研究者や政策実務者が、研究助成プログラムの設計と評価に役立つ洞察を提供するためのフォーラム/調整プラットフォーム]と共に、NSFによる研究やイノベーションへの資金提供・支援のあり方について探るため、新手法の設計・実施を行うことで合意したと発表した。
「2022年半導体・科学法(CHIPS and Science Act)」においてNSFは、従来の研究・イノベーションの募集、審査、資金提供のプロセスについて、その代替案もしくは新手法を検討することを課されている。上記合意の下、IFPは1つ以上の経済的・社会的実験、仮説の統計的検証を設計・実施する。
このNSFとIFPの協働の期間中、IFPはNSFと協議し、どの研究提案を採択するかを決定するために使用している現在の資金提供の仕組みと審査プロセスについて検討し、ハイリスク・ハイリターンの提案に資金を提供しうる様々な方法について提案する。その後、IFP は、NSF が関心を持つその他の仕組みのテストや、NSFの資金提供の成果を評価するためのNSFデータの分析法について、開発を支援する。
[DW編集局]