（2023年9月27日付　中国科学技術部の標記発表の概要は以下のとおり）

2023年9月22日、中独電気自動車協力指導委員会の第7回会議が北京で開催された。戴鋼中国科学技術部国際協力局局長とボンホフ・ドイツ連邦デジタル・交通省基礎事務局局長が同議長を務めた。双方は、両国の新エネルギー車の発展戦略、電気自動車に関する今後の協力について意見交換を行った。

戴鋼局長は次のように述べた。「今年6月の第7回中独政府協議において、両国首相の立会いの下、両省庁が「イノベーション駆動技術と関連インフラ分野における継続的協力に関する共同声明」に署名した。今回の会議は、第7回中独政府間協議の合意を実行に移すものであり、大きな意義がある。中独における電気自動車分野での科学技術・イノベーション協力の基盤は強固であり、互恵・ウィンウィンである。未来に向かって、双方が両国の戦略的政策の意思疎通と交流を強化し、「中独電気自動車イノベーションサポートセンター（SGEC）」の交流プラットホームとしての役割を十分に発揮して、より多くの両国の大学、研究機関、企業などのイノベーションの主体を参加させ、応用研究の分野における共通の関心テーマについて協力を展開するよう提案する」

ボンホフ局長は、戴鋼局長の見解に前向きに反応し、以下のように述べた。「両国はいずれも電気自動車の発展を重視しており、双方の発展戦略は高度に合致している。SGECは、双方の新エネルギー車の分野における互恵・ウィンウィンの協力に積極的な役割を果たしてきた。双方は、両国の研究者が技術交流や共同研究を行い、電気自動車の科学技術イノベーションにおける協力を深めていく」

両氏は、「SGEC実施協定」の調印に立ち会い、「中独電気自動車イノベーションプラットホーム」を披露した。。会議には、　呉志新中国自動車技術研究センター有限公司副総経理、グレム駐中国ドイツ大使館経済参事官の他、両国の専門家代表30余名が参加した。

[DW編集局]