（2023年10月9日付、科学・イノベーション・技術省（DSIT）の標記発表の概要は以下のとおり）

エジンバラは、人工知能、医療、クリーンな低炭素エネルギーの分野で画期的な変革をもたらす可能性を秘めた、世界最速レベルの次世代コンピューティング・システムを受け入れる準備を進めている。政府が最新の経済運営や最先端の科学研究に不可欠な世界をリードするコンピューティング能力に投資を続ける中、同市は新たな国立のエクサスケール施設建設の有力な候補地とされてきた。

エクサスケールは、コンピューティング能力の次なるフロンティアであり、極めて複雑な処理を高速かつ正確に実行するシステムが構築される。これにより、研究者は、新薬の開発や、クリーンな低炭素エネルギーを無限に生み出す核融合の開発など、我々が直面する最も差し迫った課題への取り組みを加速することができる。また、英国が人工知能（AI）の可能性を安全に活用し、国全体の生活を向上させようとする中、AIの開発と安全性に関する研究の支援も行う。

エクサスケール・システムは、エジンバラにある現在の最上位システムであるARCHER2の50倍の性能を持つことになる。

この投資は、エジンバラに新たな高スキルの雇用をもたらすとともに、この施設が英国の研究、技術、イノベーション能力を大幅に向上させ、国全体の経済成長、生産性向上、繁栄に貢献することになる。

[DW編集局]