[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 高等教育・研究省(MESR)
- 元記事公開日:
- 2023/10/23
- 抄訳記事公開日:
- 2023/11/24
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MESR、高等教育機関による高品質の訓練を提供するための憲章を発表
- 本文:
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(2023年10月23日付、高等教育・研究省(MESR)の標記発表の概要は以下のとおり)
本憲章は、高等教育機関における職業教育とその進捗確認において、教育関係者の責務を明確にし、質の高い訓練を行うことを目的としており、既存の「Qualiopi認証」制度を補い、継続的な改善活動として、品質を保証するための基準と指標を定めている。
職業訓練は、高等教育において大いに発展してきたが、その質は、ルタイヨMESR大臣、グランジャン国民教育青少年大臣付職業教育訓練担当特命大臣、その他の関係者にとって大きな関心事項であり、職業訓練教育の質を保証することが極めて重要となっている。MESRは国民教育・青少年省の職業教育・訓練担当部局ともに、関係者を集めて本憲章を策定し、継続的な改善のための取り組みや品質の指針を提案した。
本憲章は、既存の基準や特定の規制に代わるものではなく、訓練センターの活動に関わる労働法の条項と、関係省庁が設定した認証プロセスであるQualiopi認証に関連する国家品質レファレンスの基準と指標に基づくものである。本憲章の目的は、高等教育機関における職業訓練生に対して、訓練を成功させる条件を保証する実践的な基礎を提供し、また各資格について、対話をしながら進捗レベルとその達成手段をマッチさせることである。
本憲章によって、職業訓練センターは、技能実習契約を探したり、訓練内容を職場での活用に結びつけたりする上で、確実に支援することができるようにする。また、本憲章の署名者は、訓練に即した能力と適性を習得する手段を提供することで、職業訓練生に対する質の高い支援に貢献することになる。本憲章は、卓越した職業訓練のためのマイルストーンを提供する自己評価ツールである。
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(注1)職業訓練は、労働法に基づく教育の一つであり、学生の間に職業資格を取得する目的で行われる。この訓練は、訓練センター(CFA)と職場での訓練を交互に組み合わせて行われ、職業的能力を伸ばし、実質的な職業上の経験を通じて労働市場に参入する能力を得る機会となる。
(注2)職業訓練に関わる当事者とは、高等教育機関、訓練センター(CFA)、雇用者および職業訓練生の4者である。この4者の制度的な連携が訓練の成功に極めて重要となる。高等教育機関は、職業訓練に繋がる教育を保障し雇用者とも協力して訓練生のリクルートを実現するなどの任務を有する。CFAは訓練を実施する雇用者を探し、最良の条件で教育を施し社会的教育的な支援を行う。雇用者は労働法制に従って訓練生の職業訓練に貢献する任務を有する。最後に職業訓練生は一般の労働者と同等の権利と義務を有するが、雇用者のチーム、労働環境に順応する努力が求められている。
(注3)「Qualiopi認証」とは、産業財産庁(INPI)に登録されている、訓練・技能開発サービスを提供する訓練機関向けの品質認証ブランドであり、職業訓練等提供されるサービスの質を、統一した基準により証明するものである。
[DW編集局]