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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 科学技術部(MOST)
- 元記事公開日:
- 2023/11/02
- 抄訳記事公開日:
- 2023/11/28
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2023年「中国・ニュージーランド科学者交流計画」が開始
- 本文:
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(2023年11月2日付、中国科学技術部の標記発表の概要は以下のとおり)
今年度の「中国・ニュージーランド科学者交流計画」が2023年10月、中国とニュージーランドでスタートを切った。中華人民共和国科学技術部とニュージーランドのビジネス・イノベーション・雇用省の間で締結された「中国・ニュージーランド科学者交流計画に関する協定」に基づき、両国は毎年それぞれ10人の科学者を選抜して相手国の科学研究機関や大学に派遣し、短期の研究訪問を行っている。その目的は、両国間の科学技術人文交流と協力を促進し、両国科学技術界の間の意思の疎通と理解を増進し、双方の長期的な科学技術協力の基礎を築くことにある。本計画の執行機関は、中国科学技術交流センターとニュージーランド王立協会である。
ニュージーランド王立協会は10月17日、ウェリントンでニュージーランドを訪問した中国の科学者を招き、2023年「中国・ニュージーランド科学者交流計画」発足式を開催した。王小龍在ニュージーランド中国大使、Brent Clothierニュージーランド王立協会会長、中国の関連機関・大学の科学者10名が式典に参加した。
王小龍大使は演説の中で、科学技術イノベーション協力は、常に両国の実務協力の重要な要素であり、双方の科学研究専門家が引き続き「トップを目指す」精神を発揚し、交流を深め、相互信頼を増進し、ウィンウィンを実現し、両国の関係に新たな科学技術の意義を注入し、双方の実務協力を新たなレベルに高めるよう希望すると述べた。Clothier会長、およびニュージーランドビジネス・イノベーション・雇用省と中国科学技術交流センターの代表が、それぞれ両国の科学協力の進捗状況を紹介した。
10月18日、中国科学技術交流センターは北京において、訪問したニュージーランドの科学者を招き、発足式を開催した。中国科学技術部国際協力局、中国科学院国際協力局、国家自然科学基金委員会国際協力局、在中国ニュージーランド大使館の代表者が出席し、ニュージーランド植物・食品研究所、ニュージーランド農業科学アカデミー、カンタベリー大学、オークランド大学などのニュージーランド科学者10名に、ニュージーランドとの科学技術協力の進展状況と協力メカニズムを紹介した。
発足式の後、両国の科学者はそれぞれ相手国において4~6週間の訪問交流を行う予定である。
[DW編集局]