[本文]

国・地域名:
韓国
元記事の言語:
韓国語
公開機関:
科学技術情報通信部(MSIT)
元記事公開日:
2023/11/27
抄訳記事公開日:
2024/01/05

世界を先導する科学技術グローバルハブへ――「ユン・ソンニョル政府R&Dイノベーション方針」、「グローバルR&D推進戦略」を発表

세계를 선도하는 과학기술 글로벌 허브로 도약, 『윤석열 정부 R&D 혁신방안』, 『글로벌 R&D 추진전략』 발표

本文:

(2023年11月27日付、韓国技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり)

科学技術情報通信部は11月27日、国家科学技術諮問会議第3回全体会議において議決された「ユン・ソンニョル政府R&Dイノベーション方針」と「世界を先導するグローバルR&D推進戦略」を発表した。

「方針」は、制度導入、規制撤廃、投資拡大、研究機関育成の四つの分野にまとめられている。

1.制度導入
① 成功と失敗を区別する評価等級の廃止
② 潜在能力と顕在能力に基づいた研究者の選定
③ 研究施設・装備の導入契約にかかる期間の短縮
④ すぐれた研究成果を達成した研究者へのより多くの報奨

2.規制撤廃
① 予備妥当性調査について、ファーストトラックの活用や免除の積極的容認
② 研究費の使用期間と会計年度の段階的な自由化の検討
③ 研究費使用証憑資料のペーパーレス化推進
④ 評価委員と評価結果の公表による透明性の向上

3.投資拡大
①研究課題1件当たりの研究費の適正規模の設定
②「12大国家戦略技術R&D」への年5兆ウォン規模の継続投資による「ハイリスク・ハイリターン型R&D」の推進

4.研究機関育成
①国立研究所の活動を大型基礎技術開発に集中
②国際水準の大学に向けた研究設備と運営人件費の支援
③若手研究者育成のための研究費支援の増額と海外研修機会の拡大

「戦略」は、システム改革、機会拡大、環境構築の三つの分野にまとめられている。

1.システム改革
①グローバルR&D体系の「Two Track(卓越性・開放性)+α(海外進出)」への拡大・改編
②グローバルR&D予算システムの運営柔軟化に向けた改善
③グローバルR&D体系の高度化

2.機会拡大
①世界的に権威ある科学者の個別情報の整理
②若手研究者の経験蓄積と独立のための人的国際交流機会の提供
③在外韓国系研究者の誘致支援強化
④個人単位の基礎研究を国際協力活動に拡大するための幅広い支援

3.環境構築
①科学技術協力ネットワーク活用による外国のR&Dとの連携強化
②国際基準に沿った研究制度とセキュリティシステムの確立

[DW編集局]