（2023年12月9日付、中国生態環境部の標記発表の概要は以下のとおり）

12月8日、「科学技術イノベーションとグリーン開発フォーラム」が広東省広州市で開催された。翟青生態環境部副部長、張少康広東省人民政府副省長がフォーラムに出席した。

本フォーラムでは、「経済・社会発展のグリーン化、低炭素化は、質の高い発展実現のための重要な要素となっている。生態環境の科学技術研究活動を強化し、科学技術の支援を強化し、生態環境科学技術のイノベーションを通じて難題を解決しなければならない。生態環境科学技術を効果的に展開し、能力を向上させ、資源と環境の制約を打ち破ると同時に、発展のための新たな活力、新たな便益を絶えず創出しなければならない」と言及された。

また、習近平国家主席の生態文明思想を深く学習、貫徹し、美しい中国の建設を推進するために党中央が行った体系的な展開を実行に移し、高い政治的責任感と強歴史的使命感をもって、生態環境分野における科学技術イノベーションを推進しなければならない。科学技術による難題解決を引き続き推進し、グリーン開発技術サポート体制と科学技術イノベーションのプラットホームを構築して、科学技術イノベーション人材を育成し、協調を強化し、連携と協力を重視する。

本フォーラムは、生態環境部華南環境科学研究所（生態環境部生態環境応急研究所）（以下、「華南所（応急所）」）が主催し、生態環境部および関連派遣機関、直属機関、関連する省（自治区、直轄市）の生態環境部門（局）など、140余の機関から500余名が出席した。今年は同研究所の創立50周年の年に当たる。創立以来、同研究所は生態環境部門のハイレベル人材を多数育成し、生態環境保護に関する重大な科学研究成果も多く生み出し、生態環境保護の計画、標準、政策も多数策定した。また、多くの重大な環境緊急事態を成功裏に処置し、中国の生態環境保護事業の発展を強力に支えてきた。特に近年、海洋生態環境保護、生態環境緊急事態への対応、環境衛生、新汚染物質処理などの面において際立った貢献をしている。

[DW編集局]