[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国家科学技術会議(NSTC)
元記事公開日:
2023/11/27
抄訳記事公開日:
2024/01/16

STEM教育によるコンピュータテラシーの構築に関する連邦機関向けガイド

NSTC: Building Computational Literacy Through STEM Education: A Guide for Federal Agencies and Stakeholders

本文:

(2023年11月27日付、国家科学技術会議(NSTC)の標記発表の概要は以下のとおり)

NSTCのSTEM教育委員会(Committee on STEM Education)下の連邦政府STEM教育調整小委員会(Federal Coordination in STEM Education Subcommittee)に設置された、コンピュータリテラシーに関する連邦省庁間ワーキンググループ(Computational Literacy Interagency Working Group)が、STEM教育による計算リテラシーの構築に関する連邦機関向けガイドを取りまとめた。その概要は以下のとおりである。

バイデン大統領は、米国の科学、技術、イノベーション、そしてそれを支える人材が米国の繁栄を維持する鍵であると明言している。最近の調査では、米国では全産業の90%以上の職種で、少なくとも何らかのデジタルスキルが必要とされていると報告されている。コンピュータリテラシーは、より良い仕事と安定したキャリア構築に必要であり、STEM以外の分野でのキャリアを目指す人々を含め、すべての年齢層に役立つ。

このため、本ガイドは、STEM教育におけるコンピュータリテラシー構築のベストプラクティスを特定し、参考事例を挙げている。また、本ガイドには、連邦政府機関や教育関係者が、あらゆるレベルのSTEM教育にコンピュータリテラシーを取り入れるためのリソースも含まれている。さらに、(1)基本的なデジタルスキル、(2)教師の専門的能力開発、(3)倫理、(4)コミュニティへの働きかけ、という4分野にわたって、障壁を取り除き、アクセスを改善するための推奨事項が含まれている。

[DW編集局]