[本文]
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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2024/02/16
- 抄訳記事公開日:
- 2024/04/02
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研究セキュリティは転換期を迎えている
- 本文:
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(2024年2月16日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)
シュタルク=ヴァッツインガー(Bettina Stark-Watzinger)BMBF大臣は、「ミュンへン安全保障会議(Münchner Sicherheitskonferenz :MSC)」で、研究セキュリティの再考を呼びかけた。
多極化、サイバー脅威、特に中国との体制上の対立は確実に高まっており、科学と研究にも影響を及ぼしている。BMBF大臣は、「研究セキュリティに関する対話―知識第一、安全保障二の次?多極化した世界における国際研究協力(Conversation on Reserch Security-Knowledge First,Security Second? International Reserch Collaboration in Multipolar World)」と題したパネルディスカッションで、「この転換期においては、研究セキュリティについて、我々と、我々と価値を共有するパートナーは、再考する必要がある。特に、ドイツにおける民間研究と軍事研究の厳格な分離について見直す必要がある」と述べた。
第60回となるMSCは、2月16日から18日まで開催されている。
[DW編集局]