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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 英国研究・イノベーション機構(UKRI)
- 元記事公開日:
- 2024/03/11
- 抄訳記事公開日:
- 2024/04/26
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英国研究・イノベーション機構、アフリカのパートナーシップ・プログラムへの支援を発表
- 本文:
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(2024年3月11日付、英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり)
新しい世界的な研究ネットワークが、電波天文学や持続可能なエネルギーなどの分野で重要な物理学の進歩をもたらす。科学技術施設会議(STFC)と英国、南アフリカ、アフリカ全土の研究教育機関との間の協力に総額2,496万ポンドの資金が割り当てられた。
南アフリカの国立研究財団(NRF)や英国の物理学会(IOP)などの機関からも支援を受けているこれらのプログラムは、次のとおりである。
・研究インフラ・パートナーシップ・プログラム(RIPP)
・アフリカ・英国物理学パートナーシップ・プログラムこれらはUKRIから科学・イノベーション・技術省(DSIT)の国際科学パートナーシップ基金(ISPF)を通じて資金支援を受けている。
■ グローバル研究ネットワーク
RIPPは、NRF施設とSTFC施設間の研究室間のコラボレーションを促進する。次のような活動を通じて国際的な物理学の能力を開発する。
・トレーニングの機会
・人材交流
・共同研究本プログラムはまた、南アフリカの歴史的に恵まれなかった大学を支援するNRFの変革計画を支援することに重点を置き、南アフリカと英国の大学による物理学関連の研究を促進する。この投資は、2021年4月にSTFCとNRFが署名した覚書(MoU)に基づいている。
■ 天文学の未来
RIPPへの投資は、リーズ大学が主導する新たな統合イニシアチブにおいて、電波天文学によるアフリカ開発(DARA)とDARAビッグデータ・イニシアチブの継続も支援する。
DARAは、英国と南アフリカの最先端の専門能力を組み合わせて、スクエア・キロメートル・アレイ(SKA)のホストの国々に電波天文学とデータサイエンスの専門能力を構築する。SKAは、南アフリカとオーストラリアのインフラで構成され、マンチェスターのジョドレルバンクに本部を置く、世界最大の電波望遠鏡となる。
RIPPにより、DARAはアフリカの数カ国でハイテク・スキルのトレーニングを実施できるようになり、アフリカ諸国の国民が歴史上最も野心的な国際科学協力の1つに確実に貢献できるようになる。
■ エネルギーと気候科学
アフリカ・英国物理学パートナーシップ・プログラムは、STFCと英国IOPとのコラボレーションである。この研究は、(サハラ以南アフリカ全体の研究プログラムのうち、物理学が関与しているのはわずか約5%であることが判明した) 2019年のIOPの分析に応じて展開された。
IOPは、物理学研究、特にエネルギー、気候、気象の分野における強力な国際ネットワークは広範なメリットをもたらすと立証されていることから、これはこの分野にとって重要な問題であると認識した。
これに対処するため、英国とアフリカ7カ国は、ネットワークの構築や英国の主要研究施設へのアクセスの提供などの活動を通じて、科学、技術、工学、数学(STEM)卒業生のスキルの高い集団を構築し、維持するために協力する。その目的は、英国とアフリカの相互に有益な協力を促進し、気候変動と持続可能なエネルギーという将来の科学、技術、政策の課題に対処することである。
[DW編集局]