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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 英国研究・イノベーション機構(UKRI)
- 元記事公開日:
- 2024/03/14
- 抄訳記事公開日:
- 2024/05/15
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UKRI、国際協力に関する新たな投資を発表
UKRI announces new investment for international collaborations
- 本文:
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(2024年3月14日付、英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり)
英国および海外の研究者は、新規のパートナーシップ・プログラムにより、今日の医療課題に取り組み、明日の技術の開発のために、支援を受ける。
UKRIは、科学・イノベーション・技術省(DSIT)の国際科学パートナーシップ基金(ISPF)を通じて、新規3件のプログラムに総額4,200万ポンドの政府開発援助(ODA)を投入する。
これらのプログラムのうち2件は志を同じくする国際ファンディング機関と共同で開始されたもので、強靱なインフラの構築や感染症に対する取り組みといったUKRIの戦略的テーマにも焦点を当てている。これらのプログラムは、低中所得国の専門家と英国の専門家が協力し、知識やアイデアを共有する機会を創出する。そうすることで世界の研究・イノベーション・システムを強化している。
今回発表された、アフリカ、東南アジア、英国の研究者間のパートナーシップを可能にする3件のプログラムは次のとおり。
・東南アジアにおける持続可能でレジリエントな水産養殖システム
2024年1月15日に開始されたこの1,200万ポンドのプログラムは、バイオテクノロジー・生物科学研究会議(BBSRC)および自然環境研究会議(NERC)によって資金支援されている。本プログラムは、東南アジアにおける水産養殖システムの持続可能性、レジリエンス、生産性の向上に焦点を当てる。その目的は、特に水産養殖システムの適応・構築を図り、食料と栄養の安全保障、自然環境と気候、地域社会の福祉、生計と経済発展の向上を図ることである。
・南アフリカと英国の医療研究協力(非感染性疾患、気候と健康、ワンヘルスと人獣共通感染症、感染症と非感染性疾患(NCD)の多疾患併存症)
2024年2月12日に開始されたこの900万ポンドのプログラムは、医学研究会議(MRC)と南アフリカ医学研究会議(SAMRC)のパートナーシップによるものである。
本プログラムは、テーマ別に焦点を当てた3つの領域をカバーする。テーマの1つは、南アフリカおよび場合によってはアフリカ全域における精神疾患や心血管疾患などの非感染性疾患に関する研究を支援するものである。第2のテーマは、気候と健康、ワンヘルスと人獣共通感染症に関するもので、(気候変動と環境に関連する)新興、再興、風土病の人獣共通感染症、ベクター媒介疾患、その他の疾患や抗菌薬耐性に対処する。3番目のテーマは、感染症と非感染性疾患の併存疾患または多疾患併存症を対象とする。・感染症に関するUKRIと東南アジアの協力
2024年3月14日に開始されたこの2,100万ポンドのプログラムは、UKRIと東南アジア(タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、フィリピン、シンガポール)の共同ファンディング機関7機関とのパートナーシップによるものである。
本プログラムは、東南アジアにおける流行性または抗菌薬耐性の可能性のある感染症の負荷を軽減することを目的としている。世界中の人々の健康を確保するために、蔓延の予測、制御、根絶を通じて病気に対するレジリエンスに貢献する。 [DW編集局]