（2024年3月22日付、科学技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり）

ASMLやフィリップス（Philips）などの国際企業が本社を置くオランダは、多くのノーベル賞受賞者を輩出するなど科学分野に優れた人材を有する国である。これに注目したユン・ソンニョル大統領は11月にオランダのマルク・ルッテ（Mark Rutte）首相と会談し、引き続き協議を行って研究および科学技術分野の協力に関するMOUの締結を目指すことで合意した。

その後両国は実務者協議を行い、3月22日に韓国科学技術情報通信部イ・ジョンホ長官とオランダ教育文化科学省（Ministry of Education, Culture and Science）ロベルト・ダイクラーフ（Robbert Dijkgraaf）大臣が韓国・オランダ研究・科学技術協力覚書（MOU）を締結した。今回締結されたMOUに基づき、今後科学分野における両国間の共同研究、人材交流、研究機関間協力などの強化が可能となった。また、両国間の科学分野協力を効果的に推進するために、政府間協議を行うための共同委員会が構成され、隔年開催されることとなった。

[DW編集局]