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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 大統領府
- 元記事公開日:
- 2024/05/13
- 抄訳記事公開日:
- 2024/05/14
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MS社、仏で40億ユーロ投資へ 設備拡張、データ拠点新設、AI導入支援など
- 本文:
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フランス大統領府は13日、米マイクロソフト社がフランス国内で40億ユーロを投資すると発表した。現在のフランスでは最大規模の投資となり、国内産業の成長が期待される。
また同社は、パリや南部マルセイユに設けているクラウドや人工知能(AI)の設備を拡張し、2025年末までに最新型グラフィックス・プロセッシング・ユニット2万5,000基に相当する能力を備えさせることを発表。加えて、東部オ=ラン県ミュールーズの市街地に、既存のデータセンターを統合・整理する次世代型のホスティング拠点を開設することも表明した。
さらに同社は、フランス人100万人を対象としたAI教育を行う計画を始めたほか、フランス国内のスタートアップ2,500社を対象に2027年末までのAI導入を支援することも明らかにした。
マクロン大統領は同日、フランス国内の同社の拠点を訪れ、「これほどのことができる企業はほかにない。おかげでフランスはより強く、より革新的な国になれる」などと述べた。
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<編集局からおことわり>
マクロン大統領の発言は、発表元の大統領府公式サイト上に文字としては掲載されていませんが、アップロードされている動画で確認できます。この記事は、動画の13分35秒付近および14分45秒付近を参照して作成しています。(フランス担当フェロー・内田遼)
[DW編集局]