[本文]

国・地域名:
韓国
元記事の言語:
韓国語
公開機関:
科学技術情報通信部(MSIT)
元記事公開日:
2024/04/11
抄訳記事公開日:
2024/05/24

韓国・ドイツ、基礎科学発展のための戦略的協力を強化

한·독, 기초과학 발전을 위한 전략적 협력 강화

本文:

(2024年4月11日付、科学技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり)

4月11日、韓国延世大学で「国際科学リーダーフォーラム」が開催され、韓国とドイツの代表的な基礎科学研究機関が今後研究協力を本格化させていくこととなった。契機とするため、韓国延世大学校で国際科学リーダーフォーラムが開催された。

フォーラムの主催は1948年設立の世界最高水準の基礎科学研究機関であるドイツのマックス・プランク協会(Max-Planck-Gesellschaft)、韓国の基礎科学研究院、そして延世大学校である。

今回のフォーラムを機に、両国の基礎科学研究機関は、戦略分野の発見と協力、研究施設の共同活用、若手研究者の育成など、研究協力を本格化する計画である。また、ナノ医学分野の共同研究ハブおよび人材育成体系の構築、さらにはIBS-マックスプランクセンターの韓国設立まで、協力範囲と対象を持続的に拡大していく。

同フォーラムにはドイツ側からマックス・プランク協会のパトリック・クラマー(Patrick Cramer)会長、クリスチアン・ドエラー(Christian Doeller)副会長、ヨアキム・スパッツ(Joachim Spatz)団長、韓国側からノ・ドヨン基礎科学研究院長、ユン・ドンソプ延世大総長、チョン・ジンウ、キム・ソンギ基礎科学研究院団長などが出席し、韓国とドイツの基礎科学重点分野の発掘と協力拡大のためにさまざまな問題が議論された。

また、韓国で研究するドイツ人研究者のアンドレアス・ハインリッヒ(Andreas J. Heinrich)団長とアクセル・ティンマーマン(Axel Timmermann)団長も出席し、実際的な協力策を提案した。さらに、基礎科学研究院とマックス・プランク協会は、共同研究を活性化することとナノ医学分野の協力プラットフォームを構築することを目指し、2件の協力了解覚書(MOU)を締結した。

[DW編集局]