[本文]
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- 国・地域名:
- 韓国
- 元記事の言語:
- 韓国語
- 公開機関:
- 科学技術情報通信部(MSIT)
- 元記事公開日:
- 2024/04/25
- 抄訳記事公開日:
- 2024/05/24
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日米韓研究機関協力覚書の締結
- 本文:
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(2024年4月25日付、科学技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり)
日米韓3国の研究機関の協力は、昨年初めの日米韓経済安保会議で提案され、8月のキャンプ・デービッド首脳会談で合意された。これにともない、その速やかな実施を目指して、昨年12月に3国の協力の枠組みについての協定が締結された。
そして、今年から本格的に共同研究が実施されることから、日本の内閣府総合科学技術イノベーション会議、米国の国家核安全保障局(NNSA:National Nuclear Security Administration)、韓国の科学技術情報通信部は、4月25日に研究範囲、協力形態、ガバナンスなど細部を詰めるため、協力覚書(MoC;Memorandum of Cooperation)を締結した。
研究範囲は、共通の関心分野から各国の専門研究者がそれぞれ研究テーマを提案し、政府間協議を通じて協力優先順位が決定されることとなった。協力形態は、共同研究開発および施設の活用、情報交換、協力プロジェクト、ピアレビュー、サンプル・材料・装置の交換、セミナーや会議、相互訪問などである。ガバナンスとしては、3国共同運営委員会(JSC)を設置し、協力覚書の履行と共同研究の推進に関する選定・評価・後続措置などを決定することが定められた。
[DW編集局]