[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
エネルギー省(DOE)
元記事公開日:
2014/10/02
抄訳記事公開日:
2014/12/02

米エネルギー省、エネルギー効率達成の製造業11社を認定

Energy Department Recognizes 11 Manufacturers for Energy Efficiency Achievements

本文:

2014年10月2日のエネルギー省(DOE)の報道発表によれば、エネルギーの生産性を高め、同時に米国実業界のエネルギー節減による経費節減を支援するという政府の取り組みに基づき、DOEはこのほど「Better Buildings」、「Better Plants」プログラムを通じて高いエネルギー効率目標を満たした11社を認定した。国全体で製造業はその工場の動力に毎年2000億ドル強を費やしている。DOEの「Better Plants」プログラムを通じて米国製造業は10年間で25%のエネルギー強度改善に取り組んでいる。

今回のDOEの発表ではまた、「Better Plants」参加企業が過去4年間にその運転エネルギー強度を年2.4%改善したとしているが、これは米国製造業全体の通常業務で見積もった比率をはるかに超えるものである。このたびエネルギー強度改善の目標を満たした「Better Plants」参加企業は、BPM, Inc、Toyotaなど11社である。

現在「Better Plants」プログラムには2,300箇所以上の製造施設から140社以上が参加している。累計するとこれらの企業はエネルギー・コストで約17億ドルを節減している。10月初めには新たに製造企業23社が「Better Plants」プログラムに加わった。

「Better Buildings」、「Better Plants」プログラムは、米国の商工業建造物で今後10年間にエネルギー効率の20%以上向上を支援するというオバマ大統領のより広義の「Better Buildings」イニシアティブの一環を成す。本イニシアティブには「Better Buildings Challenge」も含まれ、これによって米国の企業、大学、学区、多世帯住宅所有者、州、地方自治体は各々の建造物群でのエネルギー使用を20%以上削減する取り組みを行っている。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]