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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2024/04/24
- 抄訳記事公開日:
- 2024/06/24
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連邦内閣がC.M.シュミット教授を研究・イノベーション専門委員に任命
Bundeskabinett beruft Prof. Christoph M. Schmidt in die Expertenkommission Forschung und Innovation
- 本文:
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(2024年4月24日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)
本日、連邦政府閣議は、RWIライプニツ経済研究所の所長であり、ルール大学ボッフム校教授であるュミット(Prof.Dr.h.c. Christoph M.Schmidt)氏をイノベーション審議会(EFI: Expertenkommission Forschung und Innovation)の委員に任命した。2024年5月1日付けでティル・レクヴァーテ(Prof.Dr.Till Requate)教授の後任となる。
シュタルク=ヴァッツインガー(Bettina Stark-Watzinger)BMBF大臣は次のように述べた。「ドイツ経済専門家評議会の元議長であり、EFIの政策コンサルティングで長年の経験を持つ実績のあるシュミット教授を招聘できたことを大変うれしく思う。現代の主要な課題を克服し、ドイツを前進させるためには、研究、イノベーション、技術移転が不可欠であることに疑いの余地はない。科学的な専門知識と、政治と科学の緊密な交流がその中心となるが、その際にEFIは重要な役割を果たすことになる。シュミット教授のこれからのEFIでの活躍を確信すると共に、レクヴァーテ教授のこれまでの貢献に感謝申し上げたい。」
シュミット教授は次のように付け加えた。「ドイツと欧州が自国の価値観を堅持し、国際的に影響を与えることができるようにするには、イノベーション能力、実行する意思、競争意欲が決定的に重要である。科学的能力、起業家の創造性、個人の幸福の追求が、可能な限り自由に発展できる環境を創り出せるよう、この委員会で貢献したいと考えている。」
EFIは、2008年以降、研究、イノベーション、ドイツの技術実績に関する年次報告書を連邦政府に提出してきた。直近では2024年2月に提出している。国の研究・イノベーション政策に対する行動提言に加えて、他の重要なテーマに対しても焦点を当てている。 [DW編集局]