[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2024/06/26
抄訳記事公開日:
2024/07/23

気候変動の緩和と適応における先駆的な都市の目標を支援する新規融資拠点

New finance hub to support ambitions of pioneering cities in climate mitigation and adaptation

本文:

(2024年6月26日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)

欧州委員会は、気候中立・スマートシティに関するEUミッションに参加する都市をさらに支援するために、国際金融リソースとなる新たな気候都市キャピタル・ハブ(Climate City Capital Hub)を設立する。この新規ハブにより、すでにEU都市ミッション・ラベルを取得している都市は次のことが可能になる。

・ 欧州投資銀行(EIB)のアドバイザリー・サービスの協力により、資金調達に関するアドバイスを受けることができる。
・ 複数プロジェクトへの共同出資など、プロジェクト資金支援のさまざまな方法を把握して、資金ニーズを構造化する。
・ 官民セクターの金融機関や投資家(慈善団体や企業資本、クラウドファンディングやサステナビリティ連動債などの革新的なファンディングなど)を含むさまざまな資本提供者にプロジェクトを紹介し、取引完了までのプロセスを支援する。

この新規ハブは、現在NetZeroCitiesプロジェクトによって管理されている欧州委員会の都市ミッション実装プラットフォームによって運営される。

さらに、EIBは、都市ミッション・ラベルを取得した都市のエネルギー、効率的な建物、地域暖房システム、再生可能エネルギー、持続可能なモビリティ、都市の再開発と再生、水、社会インフラへの投資計画を支援するために、20億ユーロの融資枠を割り当てた。

[DW編集局]