[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
科学・イノベーション・技術省(DSIT)
元記事公開日:
2024/07/08
抄訳記事公開日:
2024/07/26

科学・技術を通じて国民により優れたサービスを提供するためにDSITを強化

DSIT bolstered to better serve the British public through science and technology

本文:

(2024年7月8日付、科学・イノベーション・技術省(DSIT)の標記発表の概要は以下のとおり)

科学・イノベーション・技術省(DSIT)は、範囲と規模を拡大し、政府デジタルサービス(GDS)、中央デジタルデータ局(CDDO)、AIインキュベータ(i.AI)から、データ、デジタル、AIの専門家を集め、公共サービスのデジタル変革への取り組みを1つの省の下に統合する。

ピーター・カイルDSIT大臣が現代的デジタル政府構築に向けて第一歩を踏み出す中で、科学技術を通じて公共サービスを変革し、経済成長を促進することが、同大臣の下で刷新されるDSITの明確な使命となる。

この動きは、英国国民の政府とのやり取りの実態を一新善するために必要なデジタル変革を推進することで、各個人に合わせた、便利で時間の節約につながる。例えば、ログインして本人確認する方法を1つだけにすることで、必要な政府サービスに迅速にアクセスできるようになる。また、公共部門全体でデータを共有する際の障害を取り除くことにも役立つ。

これは、英国国民に提供するデジタル、データ、技術の可能性を最大限に引き出すために、内閣府および財務省と緊密に連携して、DSITを政府のデジタルセンターとして立ち上げるための広範な取り組みの一環になる。DSITは、政府各省庁がエネルギー、医療、警察、教育などの各分野にわたって技術を活用できるように支援することで、政府省庁のパートナーおよび標準化の旗手となる。

DSITは、公務員のスキルを向上させ、最前線の業務でデジタルやAIをより適切に活用できるようにするほか、政府のさらなるデジタル化のための適切なインフラや規制の確保に貢献する。

現代的デジタル政府を推進することに加えて、同大臣はDSITを主導して、世界トップクラスの科学研究を通じて、経済全体でイノベーション、投資、生産性を加速させ、技術が安全に開発され、英国中に展開され、その恩恵がより広く共有されるようにする。

[DW編集局]