[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国防総省(DOD)
元記事公開日:
2024/08/22
抄訳記事公開日:
2024/09/20

DOD、IoT分野で米国・フィンランド国際共同研究を支援

U.S.-Finland Team Receives Bilateral Academic Research Award to Advance Future Information Architecture for IoT

本文:

(2024年8月22日付、国防総省(Department of Defense:DOD)の標記発表の概要は以下のとおり)

DODは本日、将来の通信システムに革命的進歩をもたらす可能性のある基本的課題を調査するために、米国とフィンランドの学術研究者チームを選出したと発表した。DODの二国間学術研究イニシアチブ(BARI)プログラムにより、米国のニューヨーク市立大学とフィンランドのアールト大学が主導する「無線通信とIoT(モノのインターネット)のための自己プログラム可能なメタサーフェス・ネットワーク」プロジェクトが支援される。同チームには、ノースイースタン大学、テキサス大学オースティン校、ヘルシンキ大学の研究者らも参加している。

BARIプログラムは、米国とパートナー国の学術チームが、それぞれの技術とリソースを統合して、リスクの高い基礎研究を追求する取り組みである。米国とフィンランドによる4年間のプロジェクト実施期間中、米国の研究チームは研究・工学担当国防次官室(Office of the Under Secretary of Defense for Research and Engineering:OUSD(R&E))内の基礎研究局(BRO)から最大400万ドルを受け取り、フィンランドのチームはフィンランド研究会議(RCF)から最大300万ユーロ(約330万ドル)を受け取る。

本プロジェクトは、OUSD(R&E)基礎研究局とフィンランド研究会議が共同で主催し、材料やデバイス、ネットワーク科学や組み込み知能、および人間の相互作用の探求を目指している。

[DW編集局]