[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
大統領府
元記事公開日:
2024/09/12
抄訳記事公開日:
2024/10/16

AIインフラにおける米国のリーダーシップに関するホワイトハウス・ラウンドテーブル

Readout of White House Roundtable on U.S. Leadership in AI Infrastructure

本文:

(2024年9月12日、大統領府の標記発表の概要は以下のとおり)
本日、責任あるイノベーションのための包括戦略の一環として、大統領府はハイパースケーラー(大規模クラウドプロバイダー)、人工知能(AI)企業、データセンター事業者、公益企業のリーダーを招集し、米国がAIで引き続き世界をリードし続けるための方策を議論した。

参加者たちは、米国での高度なAI運用に必要な大規模AIデータセンターと電力インフラストラクチャ開発のための、クリーンエネルギー、許認可、労働力の需要を充足するための戦略について検討した。

ラウンドテーブルでは、安全保障・経済・環境の共通目標を達成するために、米国のリーダーシップ維持に向け参加者が緊密に連携することを約束するとともに、労働者のために高賃金の雇用を創出し、消費者のエネルギーコストを低く抑える方法についても討議した。

政権は本日の会議を受け、官民協力の加速に向けた以下の行動を発表する。

▽大統領府は、政府全体の政策調整のため、AIデータセンターのインフラに関する省庁間タスクフォースを立ち上げる。
▽政府は、データセンターへの許認可を扱う連邦・州・地方の当局への技術支援を拡大する。
▽エネルギー省(DOE)は、AI データセンターの開発を支援するプログラム活用するために、AIデータセンター従事チームを創設する。また、閉鎖された石炭火力発電所サイトの再利用に関するリソースをデータセンター開発者と引き続き共有する。
▽米国陸軍工兵隊 (USACE) は、適格な AI データセンターの建設促進に役立つ全国的な許可を特定し、当該情報を AI データセンターの開発者と共有する。
▽本日の会議に出席した業界リーダーたちは、継続的対話と協力を通じて、政策立案者との協力を強化し、さらなる解決策を模索する旨約束した。
▽ハイパースケーラーは、炭素排出量をネットゼロにすること、自事業への電力供給のためのクリーンエネルギーを調達するとの約束を再確認した。

[DW編集局]