（2024年9月4日付、国立科学財団（National Science Foundation: NSF）の標記発表の概要は以下のとおり）

人工知能（AI）は、研究、教育、製造、および日常生活を変革しつつある。多様性ある次世代AI人材を育てるために、NSFのコンピュータ・情報科学工学局(CISE)とSTEM教育局は、最先端の包括的なAI教育を全米に提供することを目標とする「EducateAI」プログラムを立ち上げた。同プログラムの下、5つのプロジェクトに約800万ドルが投資される。

これらのプロジェクトは、NSFが主導する「国家AI研究リソース(NAIRR）パイロット」からも恩恵を受ける。NAIRRパイロットは、全米の研究者がAI研究に不可欠な計算データやソフトウェアなどのリソースにアクセスできるよう、国家インフラを構築する取り組みである。

本プログラムによる取り組みは、機会拡大や新興技術などのNSFの優先事項や、バイデン政権による「人工知能の安全・安心・信頼できる開発と使用に関する大統領令」に合致したものである。また上記プロジェクトは、競争的研究活性化プログラム（EPSCoR）を受ける資格のある州のコミュニティカレッジや機関など、様々な機関と提携している。

[DW編集局]