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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 大統領科学技術諮問会議(PCAST)
- 元記事公開日:
- 2024/09/20
- 抄訳記事公開日:
- 2024/10/28
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PCASTが栄養科学の推進に関する報告書を発表
- 本文:
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(2024年9月20日付、大統領科学技術諮問会議(President’s Council of Advisors on Science and Technology : PCAST)の標記発表の概要は以下のとおり)
2022年9月、バイデン大統領は、2030年までに米国内で飢餓をなくし、健康的な食事と運動を向上させ、食事に関連する病気の患者を減らすという目標を掲げ、国家戦略を策定した。本日、PCASTは同戦略への対応として、栄養科学を発展させ、栄養研究の恩恵を公平に受けられるようにするための提言をまとめた報告書を発表した。本報告書は、栄養科学を推進する上での科学的な機会、ギャップ、優先事項を特定するとともに、研究の恩恵への公平なアクセスを確保する必要性を強調している。
本報告書は、以下の2つの包括的な提言を行っている。
▽大統領の2030年目標に向け、食生活に関連する慢性疾患の負担軽減のための省庁横断的な取り組みを調整し、強化すること。
▽連邦政府の栄養研究において、公平性確保に関する取り組みを特に優先すること。例えば、プログラム実施の改善に関する研究の重点化、栄養科学および食事療法の労働力を多様化する取り組みの継続、複数セクター共同の研究および介入活動への学術部門や民間部門の参加促進などを含む。 [DW編集局]