9月28日、CASの白春礼院長は、北京でパキスタン科学学会のラーマン院長に2013年度CAS国際科学技術協力賞の証書と表彰メダルを授与した。

CASの白院長は、ラーマン氏に国際科学技術賞の状況について詳しく紹介した。白院長は、ラーマン氏の主な業績を認め、引き続き中国とパキスタン科学技術交流のために多くの力を捧げたいと期待している。ラーマン氏は、CASに心からの謝意を表すとともに、中国とパキスタンの人材育成と農業技術普及などの協力に努力し続けると強調した。

授与式でCASの曹京華国際協力局副局長、パキスタン大使館科学技術参事官及びCAS化学研究所の関連責任者などが出席した。

CAS国際科学技術協力賞はCASの国際科学技術協力で大きな貢献した外国専門家を表彰し、CAS国際科学技術協力の一層の発展と科学技術のイノベーション等のために2007年に設立された。今まで、CASは20の外国専門家に国際科学技術協力賞を授与した。日本人では、2008年に有馬朗人氏（元文部大臣、東京大学総長）、2010年に東京大学医科学研究所岩本愛吉教授、2011年に高エネルギー加速器研究機構の黒川真一教授が受賞した。

[JST北京事務所]