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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)
- 元記事公開日:
- 2024/10/07
- 抄訳記事公開日:
- 2024/11/07
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BMWK:中小企業向けの新たなAI資金助成プログラムを発表
- 本文:
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(2024年10月7日付、ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)の標記発表の概要は以下のとおり)
本日と明日、BMWKはベルリンで「デジタル・テクノロジーの日々 2024:イノベーションによる変革 – 持続可能、主権的、ネット接続」を開催する。このイベントでは、ビジネス、研究、政治の各分野から最大800人が参加し、新しいデジタル技術をビジネスの中にうまく統合し、持続可能性と競争力を高めるためにどのように活用していくかという課題について議論する。
BMWKは、コンペティション「デジタル・スタートアップ 2024年」で優勝した5つのチームを表彰した。この賞は、毎年BMWKのスタートアップ・イニシアチブから、有望で、すでに市場に設立されている若いデジタル企業を選出しており、アイデアを短期間で、特に成功裡に実装したスタートアップ企業を表彰している。
BMWKのブラントナー(Franziska Brantner)政務次官は、次のように祝福した。「BMWKは受賞者が開発したデジタル・ソリューションだけではなく、そのアイデアをもたらした彼らの勇気と決意を称えると共に、今後もさらに前進することを願っている」
第1位は、5万ユーロでPina technologies社、第2位は、3万ユーロでCertivity社、第3位は各々1万ユーロで、スタートアップのElona Health社とLogistikbude社が分け合った。今年のオーディエンス賞(1万ユーロ)は、最も説得力のあるピッチ・ビデオということから、視聴者のオンライン公開投票でLogistikbude社に贈られた。
明日の会議2日目には、BMWKが新しいテクノロジー・プログラム「中小企業のための生成AI(人工知能)“Generative KI für den Mittelstand”」を発表する。
同政務次官は次のように述べた。「この新しいテクノロジー・プログラムでは、特に中小企業がオーダーメイドの生成AIソリューションで、AIの利点をどのように活用できるかを示したいと考えている。BMWKは、今年だけでも生成AIの具体的なメリットを実現することを目的とした約10のアプリケーション指向の助成プロジェクトに合計で最大3,000万ユーロを投資する」
デジタル・テクノロジーは、今年で4回目を迎え、トップクラスの基調講演、パネルディスカッション、専門家フォーラム、56の出展社による展示会など、専門的な交流とネットワーク化のための広範な機会を提供している。
[DW編集局]