[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
科学・イノベーション・技術省、保健社会福祉省、英国研究・イノベーション機構(UKRI)、Wes Streeting大臣、Peter Kyle大臣
元記事公開日:
2024/10/06
抄訳記事公開日:
2024/11/06

1億1,800万ポンドの官民投資により、がん検出の新たな技術開発を支援

New government tech deals boost the business of cancer detection

本文:

(2024年10月6日付、科学・イノベーション・技術省、保健社会福祉省、英国研究・イノベーション機構(UKRI)、Wes Streeting大臣、Peter Kyle大臣による標記発表の概要は以下のとおり)

UKRIは、グラスゴーからブリストルまで全国に5つの新規ハブを設立し、新たな医療技術の開発支援に1億1,800万ポンドを資金投入すると発表した。ファンディングは政府からの資金とパートナーからの支援に分けられており、新規ハブは民間セクターと緊密に連携する。官民の投資に支えられた新たなパートナーシップにより、革新的な技術やアプローチを導入し、より迅速な診断とより適切な治療でがんやその他の生命を脅かす病気に取り組む新たな方法を試行する。

この投資により、より扱いやすい医療用スキャナーや、肺がんの早期発見に役立つAIツールなど、多数の医療技術の新製品が世界市場に投入される可能性がある。これらの画期的な技術が患者に新たな希望を与え、商業的に成功する可能性があることは、国民保健サービス(NHS)改革という政府の広範な使命の一環として、英国の研究開発基盤とNHSが民間セクターと協力し、最新のハイテク・イノベーションを医療サービス全体で日常的に利用できるようにするという政府の目標を示している。

今回の支援は、国際投資サミット(International Investment Summit)の開催に先立ち発表されたもので、当該サミットでは生命科学分野のような重要セクターがどのように英国への投資をよびこむかが示されることが見込まれている。

[DW編集局]