[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2024/10/11
抄訳記事公開日:
2024/11/11

欧州オープンサイエンス・クラウド(EOSC)EUノードの技術発表

Technical launch of the European Open Science Cloud (EOSC) EU Node sets the stage for a successful deployment

本文:

(2024年10月11日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)

2024年10月10日、欧州委員会はブリュッセルでEOSC EUノードの技術発表を行った。EOSC EUノードの受託業者が、立ち上げイベントでプラットフォームの技術デモを実施した。プラットフォーム・サービスの所有者である欧州委員会に対して、正式にその管理サービスを提供するという重要な節目となった。

EOSC EUノードは、科学データ、出版物、ソフトウェア、サービスへのアクセスを効率化するように設計されたゲートウェイの最初の実装例である。このデジタル プラットフォームにより、欧州全域の研究者がより効果的に協力し、オープン・サイエンスの進歩を推進することができる。

技術発表会では、まもなく一般公開されるEOSC EUノードの主な設計コンセプトと独自の機能について、包括的な概要が紹介された。参加者は、このプラットフォーム全体の典型的なユーザー・ジャーニーのライブ・デモを見て、欧州全域での学際的かつ多国に跨る研究事例をどのように支援サポートするかについての理解を深めた。

EOSC EUノードは、2024年10月21日から23日までドイツのベルリンで開催されるEOSCシンポジウムまでに本格稼働し、一般に公開される予定である。EOSC EUノードの実稼働中に提供される管理サービスでは、全機能を公開し、研究者や科学リソース・プロバイダに対して、オープン・サイエンスに貢献しその恩恵を受けるための強力なツールを提供する。

[DW編集局]