[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
科学・イノベーション・技術省(DSIT)、保健・社会福祉省(DHSC)、イングランド国民保健サービス(NHS England)、Peter Kyle大臣、Wes Streeting大臣
元記事公開日:
2024/11/27
抄訳記事公開日:
2024/12/27

がんと認知症の原因を探る画期的な遺伝学パートナーシップ

Landmark genetics partnership to probe causes of cancer and dementia

本文:

(2024年11月27日付、科学・イノベーション・技術省(DSIT)、保健・社会福祉省(DHSC)、イングランド国民保健サービス(NHS England)、Peter Kyle大臣、Wes Streeting大臣からの標記発表の概要は以下のとおり)

世界初のヒトゲノムの「エピジェネティック・マップ」の開発により、がん、認知症、心臓病などの病気の根本原因がより深く理解されるようになり、新たな診断や治療法の飛躍的進歩につながる可能性がある。

医療研究者向けのこの新しいリソースは、Oxford Nanopore Technologies社、UKバイオバンク、NHS England、ゲノミクス・イングランドとの政府の新たな戦略的パートナーシップにより創出される。

エピジェネティクスとは、特定の病気を発症するリスクなどの遺伝的特性が、DNAコードが実際に変化することなく、むしろ遺伝子の発現方法を変える改変の結果として、どのように出現し変化するかを研究する新しい研究領域である。これらの変化はランダムに発生することもあるが、喫煙や紫外線への曝露などの環境要因に反応して発生することもある。

オックスフォードに本社を置くライフサイエンス企業、Oxford Nanopore Technologies社は、その先駆的な技術を使用して、医療研究のための世界で最も先進的なデータソースであるUKバイオバンクからの5万個のサンプルの遺伝子配列解析を実施する。この研究は、最近発表された政府との新たなパートナーシップにより可能となり、ヒトゲノムにおけるエピジェネティックな変化に関する世界初の包括的なデータセットを提供する。

最近の研究では、エピジェネティクスががんの根本原因の解明に大きな役割を果たし、非遺伝的要因への対処により、より的を絞った治療やケアの改善を可能にすることが示されている。

[DW編集局]