[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2025/03/18
抄訳記事公開日:
2025/04/24

留学生はドイツにとって長期的には利益となる

Özdemir: Internationale Studierende sind für Deutschland langfristig ein Gewinn

本文:

(2025年3月18日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)

本日、ドイツ経済研究所(DIW)は、ドイツ学術交流協会(DAAD)からの委託研究「大学経由移民の経済効果」の報告書を発表した。この中では、ドイツの経済的および社会的発展に対する留学生の重要な貢献を強調している。この研究は、BMBFが助成しているDAADキャンパス・イニシアチブ「国際的熟練労働力」の一環として行われたものである。

オズデミル(Cem Özdemir)BMBF大臣は、次のように述べた。「ドイツには、健康医学研究、気候研究、ハイテク等の分野で、世界最高の頭脳が必要である。留学生は、高等教育や科学の拠点としてだけでなく、ドイツの経済と社会にとっても無くてはならない人材である。我々の目標は、彼らが学業も含めて、長期的にドイツを魅力ある国とみなすようにすることである。環境を改善し、留学生獲得と維持のためのハードルをさらに減らしていきたいと考えている。この目標の下、BMBFは、DAADのキャンパス・イニシアチブ「国際的熟練労働力」に資金を提供し、2028年までに総額約1億2,000万ユーロを拠出する予定である。このイニシアチブによりBMBFは留学生の学業の成功と、労働市場への参加と定着を支援する」

[DW編集局]