[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国国務院 新聞弁公室
元記事公開日:
2025/04/25
抄訳記事公開日:
2025/05/01

2024年、中国は人工知能特許の最大保有国となった

我国成为人工智能专利最大拥有国

本文:

中国は昨年、104.5万件の発明特許を取得し、その応用では、2700以上の大学と研究機関が保有する134.9万件の価値分析から、1.5万件以上の特許がライセンスされ、知的財産権使用料の輸出入額は3987.1億元に達し、前年比5.9%増加した。

世界知的所有権機関(WIPO)の報告では、中国は人工知能の特許の60%を占め、世界最大の特許保有国となっている。近年、国家知識財産権局は、人工知能分野の知的財産権制度の改革を進めており、今後も、知的財産権保護規則の制定、オンデマンド審査サービスの充実、パテントプール構築の指導に加え、関連する国際規則及び国際標準の整備を促進する。

知的財産サービスシステムに関しては、34都市で標準化パイロットプロジェクトが始まり、28の重点産業で特許データベースを構築したことで、イノベーションを生み出す主体に145万件以上のサービスを提供した。

また、次世代情報通信、ハイエンド製造設備など、国家の重点産業に関わる特許の出願を優先審査の対象として審査期間の短縮化を進めている。第14次五カ年計画以降、関連特許の出願のうち57.1万件を優先審査し、特許の高価値化と産業での展開加速といったニーズに応えている。

知的財産権の保護については、2024年、全国の市場監督部門は4.4万件の知的財産権侵害事件を調査、処理し、7.2万件の特許侵害の紛争を処理した。また、各級人民法院は54.4件の知的財産権事件を終結させ、全国の検察は商標権、特許権、著作権、営業秘密の侵害などの罪で2.1万人を起訴し、公安機関は知的財産権の侵害や偽造品・粗悪品の製造販売など刑事事件3.7万件を捜査した。

[DW編集局]