[本文]
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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 米国科学振興協会(AAAS)
- 元記事公開日:
- 2014/11/18
- 抄訳記事公開日:
- 2014/12/18
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米連邦議会議員を引退予定のラッシュ・D・ホルト博士がAAASのCEOに
- 本文:
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2014年11月18日、米国科学振興協会(AAAS)ニュースサイトは、連邦下院議員を8期目の終わりに引退予定のラッシュ・D・ホルト博士は、世界最大の科学全般組織である米国科学振興協会(AAAS)にCEOとして、また「Science」系雑誌の発行責任者として参画することを承諾したことを発表した。すでに辞任を表明している現CEO、アラン・L・レシュナー博士の後任となる。
物理学研究者でかっての教師でもあるホルト氏は、議員の任期終了後の2015年2月のAAAS年次会議において、166年の歴史を持つ非営利・超党派のAAAS第18代CEOに就任する。
ホルト氏(66歳)は1999年以降セントラル・ニュージャージー選出の議員である。ミネソタ州のカールトン大学で物理学で学士号を取り、その後ニューヨーク大学で修士および博士課程を終えている。氏の代替エネルギー研究の成果により1981年には特許を取得している。
その後スワースモア大学で物理学および公共政策の教官を務めている間、1982~1983年に米国物理学会の推薦により狭き門であるAAAS科学技術政策フェローシップを受けている。1989~1998年にはプリンストン・プラズマ物理学研究所の副所長を務めている。連邦議会において、ホルト氏は研究開発、科学教育、イノベーションに対する連邦政府投資の支援活動で長期記録をつくっている。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]