[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国家科学審議会(NSB)
元記事公開日:
2025/04/25
抄訳記事公開日:
2025/05/20

パンチャナタンNSF長官の退任に際し、NSBが謝意と賛辞

National Science Board Statement on NSF Director Panchanathan

本文:

(2025年4月25日付、国家科学審議会(National Science Board: NSB)の標記発表の概要は以下のとおり)

国立科学財団(NSF)のパンチャナタン(Sethuraman Panchanathan)長官の退任に際し、NSBはパンチャナタン氏がNSBメンバーを務めた後、NSF長官という公職を全うしたことに賞賛と感謝の意を表明する。

パンチャナタン博士は、トランプ大統領により2020年にNSF第15代長官に任命されて以来、職務に全力を尽くしてきた。そのNSFへの深い献身と長官としての功績は、まさに「素晴らしい」の一言に尽きる。

博士のリーダーシップの下、NSFは30年ぶりに新たな局として「技術・イノベーション・パートナーシップ(TIP)局」を設立した。TIPはすでに、地域における経済発展とイノベーションの促進、技術開発の加速、そして未来の産業に向けた人材の育成など、米国にとって大きな成果を上げている。

博士の在任期間中には、官民のパートナーシップで27のAI研究所が設立され、TIPを通して地域イノベーションの拠点が育成され、GRANTEDプログラムを通して幅広い機関が支援された。また、全米のあらゆる地域・層に存在するSTEM人材の可能性を引き出すことにも尽力した。

NSBは、博士の米国への卓越した貢献に心より感謝申し上げる。

[DW編集局]