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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- フランス国立研究機構(ANR)
- 元記事公開日:
- 2025/05/12
- 抄訳記事公開日:
- 2025/05/28
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ANR、科学評価委員会の委員長23人を募集
AAPG 2026 : l’ANR recrute 23 présidentes et présidents de comités d’évaluation scientifique
- 本文:
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(2025年5月12日付、フランス国立研究機構(ANR)の標記発表の概要は、以下のとおり)
ANRは12日、2026年の「通常型公募」(AAPG)における評価業務を担う科学評価委員会(CES)の委員長を新たに選任するための公募を始めた。ANRが公募する研究プロジェクトの評価および選定は、領域ごとに分かれたCESが担っている。各CESは独立した科学者から構成され、可能な限り広範囲の科学コミュニティから専門知を集めて行われている。
来年のAAPG 実施に向け、23のCES委員長ポストが公募され、応募期限は6月17日である。
◇委員長のプロフィール・役割・任務
委員長は、国内外において高い評価を受ける科学者の中から、ANRが所管する科学部門の推薦に基づき任命される。任期は1年間であり、最長で2回までの再任が可能である。
委員長は、自身の豊富な経験と専門的知見をANRの活動に活かし、各CESの運営を主な責務とするに。ANRの科学部門内に属する委員会担当スタッフと緊密に連携し、評価および選定プロセスにおいてANRの倫理および研究インテグリティの原則が常に遵守されるよう努める。
また、委員会メンバーの推薦、任命された委員への専門領域に応じたプロジェクトの割り当て、全体会議の主宰、プロジェクト・コーディネーターに送付される委員会報告書の確認・確定なども委員長の任務に含まれる。さらに、評価および選定プロセスの継続的な改善に向けた提言を行う役割も担う。
この職位には、公務員、公的機関の契約職員、または民間部門における管理職が応募可能である。任務形態としては、部分的な出向、部分的な職務委任、または定額報酬による非常勤勤務などが想定されている。職務従事割合は、遂行すべき業務の内容に応じて、年単位で定額的に設定され、委員会の規模や専門性に応じて、年間フルタイム勤務の10%から25%の範囲内で定められる。
◇スケジュールおよび実務上の情報
応募書類(意向表明書および履歴書)は、2025年6月17日までに該当するCESの所管部局責任者宛に電子メールで提出する必要がある。研究テーマや委員会の科学的対象範囲に関する質問には、所管部局の責任者が随時対応する。
提出された応募は、当該委員会を所管する部局の責任者により審査され、科学担当副局長の同意を得て任命される。業務開始時期は2025年9月を予定している。
◇ANRにおけるピアレビュー制度
ANRでは、プロジェクト選考に際し、国際的な基準に則り、ピアレビューの原則を適用している。CESは、委員長および副委員長から成る執行部と、執行部の提案に基づきANRが任命する、国内外の科学者たちによって構成される。委員会の構成にあたっては、地理的・機関的な多様性とジェンダーのバランスが慎重に考慮される。
CESのメンバーは、公募要項に定められた評価基準に従ってプロジェクトを個別に審査し、全体での討議を経て、助成を勧告するプロジェクトの一覧を決定する。
一方、ANRの依頼によりCESメンバーの提案を受けて招へいされた外部の専門家は、プロジェクトを独立した立場で評価し、第三者と情報を共有せずに職務を遂行することが求められる。
[DW編集局]