[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2025/08/06
抄訳記事公開日:
2025/09/16

欧州委、エネルギー分野のデジタルとAIの活用に関する公開協議を開始

Strategic Roadmap for digitalisation and AI in the energy sector - consultations opened

本文:

(2025年8月6日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)

欧州委員会は、エネルギー分野におけるデジタル化と人工知能(AI)に関する今後の戦略ロードマップについて、公開協議とエビデンス提供の呼びかけ(Call for evidence)を開始した。いずれも、2026年第1四半期に発表予定の本ロードマップの策定に反映される重要な要素となる。

欧州委員会は以前、グリーン移行とデジタル移行は相互に支援し合うべきであると強調しており、戦略ロードマップの目的は、電力網の最適化、建物や産業のエネルギー効率、需要側の柔軟性など、脱炭素化プロセスの重要領域におけるデジタルソリューション(欧州のAIソリューションを含む)の導入を加速することである。今回の協議では、これらの分野における研究、イノベーション、連携の促進が将来のエネルギーシステム構築に寄与することを強調している。

また、データセンターのエネルギー消費量の増加を踏まえ、データセンターをエネルギーシステムにより持続可能な形で統合する方法についても検討する。さらに、エネルギー分野でのAIソリューションの大規模導入に伴う潜在的な課題を軽減するための安全策を実施する必要性にも触れている。

公開協議とエビデンス提供の呼びかけは13週間にわたり実施され、2025年11月5日に終了する予定である。加えて、欧州委員会はデジタル分野とエネルギー分野の関係者を対象としたワークショップによる個別協議も実施する。戦略ロードマップは、「手頃なエネルギーに向けた行動計画(Affordable Energy Action Plan)」にも盛り込まれており、AI法(AI Act)やAI大陸行動計画(AI Continent Action Plan)など、既存のAI関連施策を補完するものとなる。

[DW編集局]