[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立衛生研究所(NIH)
元記事公開日:
2025/08/29
抄訳記事公開日:
2025/10/06

NIH、所内研究プログラムに学問の自由の原則を全所的枠組みとして導入

Leading By Example: Embedding Principles of Academic Freedom at NIH

本文:

(2025年8月29日付、国立衛生研究所(NIH)による標記発表の概要は以下のとおり)

NIHのバッタチャリア所長は本日、NIHにおける学問の自由に関する声明を発出した。

本年初頭、私はNIHの所内研究方針を包括的に見直し、科学者が自らの科学的専門知識と研究成果を自由に発信できる環境を確保することを約束した。本日付で、NIHは所内研究プログラムに学問の自由の原則を組み込んだ全所的枠組みを採用する。本枠組みは既存の方針を強化し、NIHの全研究者が、出版、発表、メディア対応を問わず、干渉や報復を恐れることなく研究成果を共有できるようにするものである。

歴史が示すように、多くの科学的ブレークスルーは知的好奇心と既存の秩序への挑戦から生まれる。科学者が発見の最前線に立ち続けるため、NIHは既存の科学的規範への疑問が単に容認されるだけでなく、期待される環境の醸成に尽力する。新たな枠組みは、科学的探究が厳格な議論と開かれた対話の対象となるべきことを再確認するものである。

持続的な科学的進歩にはデータ以上のもの、すなわちアイデアが自由に検証され、挑戦される環境が必要である。NIHは本枠組みが他の研究機関や学術機関の基準となることを目指す。科学者が自らの考えを科学的議論に晒すよう奨励される時、科学と社会の両方がより強固になり、患者と地域社会が最終的に恩恵を受ける。

[DW編集局]