[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国政府ニュースサイト
元記事公開日:
2014/11/21
抄訳記事公開日:
2015/01/21

キャメロン首相、英国全土での2億4,000万ポンド強の新規投資及び1,800件の新規雇用創出・確保を発表

Prime Minister hails 1,800 jobs in Britain at UK Investment Summit

本文:

英国政府の2014年11月21日付標記報道発表の概要は以下のとおり。

デイビッド・キャメロン(David Cameron)首相は、ウェールズのニューポート市で開かれた「英国投資サミット2014」において、英国全土での2億4,000万ポンド強の新規投資及び1,800件の新規雇用創出・確保を発表した。この発表は、英国における前年度(2013~2014年)の投資実績(2001年以降最大の6万6,000件強の雇用創出・確保が示され、ウェールズだけでも1万件あった)を受けて行われた。

英国政府及びウェールズ地方政府は、航空宇宙分野で英国が世界の主導的地位を引き続き維持するために、主要航空機メーカーのAirbus社と協力して研究開発・人材育成に1億ポンド強の共同投資を行う旨発表した。1億ポンド強の投資額のうち約6,400万ポンドは、航空宇宙技術研究所における研究開発支援、つまり製造工程の合理化と新技術開発を目的とした一連のプロジェクトに充てられる。

4,800万ポンドは、ウェールズ北部にあるブロートン工場でのプロジェクトに投資され、航空機の翼を製造するシステム及び技術の新規開発に充てられる。

英国政府及びウェルズ地方政府が主催する「英国投資サミット」は、英国に投資するよう企業を促すことで英国経済の振興を図るという政府の公約を裏付ける狙いがある。国際的な企業から150名以上のビジネスリーダーが、英国の海外投資効果を称え、また、新たな関係の構築、新規構想の展開、新機会の開拓のため、ニューポート市に集まるのである。

[DW編集局]