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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 科学・イノベーション・技術省(DSIT)、英国宇宙庁(UKSA)、英国気象庁(Met Office)、英国研究・イノベーション機構(UKRI)、英国高等研究発明局(ARIA)、AI 安全研究所(AISI)、Liz Kendall大臣
- 元記事公開日:
- 2025/10/30
- 抄訳記事公開日:
- 2025/11/10
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DSIT、英国のイノベーションを解き放つ550億ポンドの研究開発投資を発表
£55 billion R&D funding boost to unlock UK breakthroughs from health to clean energy
- 本文:
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(2025年10月30日付、科学・イノベーション・技術省(DSIT)、英国宇宙庁(UK Space Agency:UKSA)、英国気象庁(Met Office)、英国研究・イノベーション機構(UKRI)、英国高等研究発明局(ARIA)、AI 安全研究所(AI Security Institute)、Liz Kendall大臣の標記発表の概要は以下のとおり)
DSITは2025年10月30日、英国の研究機関・団体に対する長期的な研究開発資金配分を確定し、総額550億ポンドに上る過去最大規模の研究開発投資を発表した。これにより、成長を促し、日常生活を向上させる英国の革新的研究が次の段階へと進むための基盤が強化される。
この投資は、生活の質の向上や雇用創出、経済成長をもたらす科学技術分野の革新的成果を支えるものであり、DSITの研究開発予算が実質的に増加することを意味する。この配分により、R&D予算に関するDSITの計画が明確化されるとともに、国家的な科学技術戦略の実行に一層の透明性がもたらされる。
本日発表された、2029/2030年度に終了する歳出レビュー(Spending Review)期間を対象とする研究開発ファンディングには、次のものが含まれる。
・英国の科学・研究支援機関UKRIは、この期間中に総額380億ポンド超を拠出し、そのうち約100億ポンドが2029/2030年度に充てられる。
・英国の大胆かつ長期的なブレークスルーを推進するARIAの年間予算は、2029/2030年度までに年間2億2,000万ポンドから4億ポンドへ倍増する予定であり、その支援分野の一つとしてロボットによる成人社会福祉課題への対応が挙げられる。
・英国を気候科学の最前線に位置づける英国気象庁への総額14億ポンド超の支援。
・英国の権威ある国立のアカデミーへの総額9億ポンド超の支援。
・国家計測システム(National Measurement System)に5億5,000万ポンド超、AI安全研究所に2億4,000万ポンド。
これらの配分は、英国全土の大学、研究機関、企業への重要な投資を支えるものであり、DSITの研究開発予算の全体は、2026/2027年度から2029/2030年度にかけて実質的に増加し、総額585億ポンドに達する。本日確定されたファンディングは、財務大臣が歳出レビューで確認した公的研究開発の支出総額860億ポンドのうち、詳細が示された550億ポンド分に相当する。
[DW編集局]