[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2025/10/01
抄訳記事公開日:
2025/11/11

JRC、デジタル分野の研究・イノベーションに関する地域別調査報告書を発表

Munich, Paris and Madrid regions among EU strategic areas for digital R&I

本文:

(2025年10月1日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)

欧州委員会の共同研究センター(JRC)の最新調査は、EUのデジタル・エコシステムにおける研究・イノベーション(R&I)および新興企業の地域別動向を分析し、EU各地域の国際的な位置付けを調査したものである。EUにおける研究・イノベーションの最も戦略的な上位10地域は、9加盟国に分布している。

評価には、①R&Iプレーヤー数、②世界・EUレベルでの媒介指標、③国内総生産(GDP)、就業人口比率、および新興企業の存在が用いられた。約6,500の研究機関が特定され、その多くはバルセロナ、パリ、ベルリンなどの欧州主要都市に集中している。

結果として、ドイツのミュンヘン、フランスのパリ、スペインのマドリードが、いずれの分析でも最も戦略的な上位3地域に位置づけられた。ミュンヘンは世界レベルで首位に立つ一方、EU域内では第3位に後退しており、特に特許活動の発展との関連が指摘されている。パリとマドリードは、EU内外の協働を含む多数のEU資金プロジェクトにより、いずれの視点でも上位に入っている。

本調査は、EU全体の競争力に貢献する。 地域ごとのイノベーション動向を理解することで、地域間および世界の競合国との間のイノベーション格差に対して、より効果的に対処でき、スタートアップおよびスケールアップ戦略の目標と整合することが可能となる。

[DW編集局]